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今回の被告人は、見た目50歳くらいのカッパ系ビジュアル。
水木しげるのマンガに出てくるヤセ・メガネ・出っ歯オトコにそっくり。
ヘアスタイルは、9:1の割合で右側に髪を寄せたセミロング。
…キモい。とってもキモい。冗談抜きでホントにキモい。
木村拓哉さん以外はこの髪型をしてはいけない、の見本のようにキモい。
罪状は強制わいせつ。
映画『それボク』でも言っていた。
パンツのうえから触ったら、迷惑防止条例違反。
パンツの中から触ったら、強制わいせつ。
…ということは、このオッサン、パンツの中から触ったのか!?
このオッサン(以下しげる)は痴漢。
初めて生で痴漢を見たけど、自分でも不思議なくらい怒りが湧いてくる。
許せない、コイツ。
そして冒頭陳述を聞いた全員が、しげるに怒りの感情を抱いた。
こんな一体感は初めてだ。
BOW★CHINGの内容はこうだ。
満員電車の中で、しげると被害者の女性が向かい合って乗ってしていた。
密着しているのをいいことに、しげるは女性の股間をスカートの上から触って辱めた。
そして女性が何も言わないのをいいことに、調子に乗ったしげるは、パンツの中にまで手を入れて、陰部を揉むなどした。
そこで被害者が勇気をふりしぼって(*ボク主観)「やめてください」と小さく声に出した。
しげるは、ビビって「すいません」と言ってやめた。
電車を降りたところで、被害者の女性に「一緒に警察に行ってください」と言われて同行。
* * *
しげるが証言台に立ち、弁護人から被告人への質問が始まった。
しげるは起訴内容を全面的に認めている。
その日、しげるはハローワークに行く途中だったそうだ。
無職だったが、まじめに働こうとしていたのだという。
…断言するが、まじめに職探しをしてるヤツが痴漢なんか絶対にしない!
しげるいわく、電車が揺れて、手が女性の股間に偶然当たってしまった。
事件は偶然起こったのであって、計画性はなかったと強調する弁護人。
しげる「何も言わなかったから、いいのかと思ってエスカレートしました」
…このオッサン、いけしゃーしゃーと。
いいのかと思った?
いいワケないだろがッ!
被害者は中学生なんだぞ。
見知らぬオッサンに痴漢されて、怖さのあまり涙した。
そして事件の後、怖くて電車に乗れなくなった。
お母さんが車で送り迎えして通学してるんだ。
もう許せん。
同じオトコとして絶対許せん。
ボクがコイツをしばいたる!グーで思いっきり。
傍聴人のボクですら怒り心頭なのだから、被害者やその家族の心境は計り知れない。
そして被害者が受けた心の傷は…。
検察官からの被告人質問。
どんな質問にも、しげるは一貫して平謝り。
「痴漢行為は初めてで、自分でもなぜあんなことをしたのか…本当に被害者の方には申し訳ありません」
と念仏のように唱え続けた。
面と向かい合った相手に痴漢するなんて、初めてにしては大胆すぎないか?
しげるには前科があった。
前科2犯、いずれも電車内のスリ行為で現行犯逮捕されている。
…オマエはもう二度と電車に乗るな!
裁判長、「いかなる事情があっても二度と電車に乗ってはならない」刑を追加してください。
しげるは最終陳述で、「被害者の方には申し訳ないことをしました」と涙を流した。
その涙がどうにも芝居くさくて、また怒りが沸いてきた。
謝るくらいなら最初からするな!
痴漢は最低最悪の卑劣な犯罪です。
裁判を傍聴して、さらにその思いを深めました。
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